脱毛後に赤みが出た時の対策
患部を冷やす
保冷剤をくるんだ清潔なタオルや濡れたタオルなどを患部に当てて冷やすと、炎症を抑えられて赤みやかゆみの軽減が期待できますが、長時間保冷剤などを当てすぎると肌に負担がかかったり血行不良になったりする恐れがある為、注意が必要です。
保湿する
施術後の肌は乾燥して敏感になっており、肌トラブルを起こしやすくなっているので、刺激の少ない化粧水や乳液などを使用して、保湿を十分にしましょう。
軟膏(ステロイド)を塗る
ステロイドは医療脱毛後の炎症反応や蕁麻疹等を抑えるための塗り薬です。副作用による赤みを抑えます。
入浴、運動、飲酒を避ける
赤みが出ている状態で入浴、過度な運動、飲酒を行うと身体を温めてしまい血流が良くなって、より赤みが出てしまうからです。
マッサージを避ける
赤みが出たところや腫れて痛みがあるところを刺激すると、より痛みが悪化するためです。
紫外線を避ける
肌は刺激に弱く、紫外線によるダメージを受けやすいです。悪化しないよう、日焼け止め、日傘等で予防をしましょう。
医師へ相談
赤みは2~3日ほどで引くといわれてますが、1週間以上状態が続くようなら、専門医(皮膚科)に診てもらいましょう。
そもそもなぜ脱毛後に赤みが出るのか?
医療脱毛のレーザー光を当てることで、肌に熱がこもり炎症を起した状態になるためです。
例えば屋外で長く紫外線を浴び続けると白かった肌も熱をもって赤くなりますが、この症状と同じです。
※敏感肌やアトピー性皮膚炎など皮膚が弱い方はレーザーの刺激に反応しやすく、赤みが出やすい傾向にあるため、脱毛を始める前にクリニック等で確認が必要です。
脱毛で赤みが出やすい部位
VIO、顔、脇です。
VIOや脇は毛が太く毛根が密集しているため、レーザー照射時に熱がこもりやすく赤みが出やすいです。またVIOや顔は皮膚が弱くデリケートであるため赤みが出やすい傾向にあります。
赤みは毛包炎かもしれない?
脱毛後にできる赤みは毛包炎の可能性があります。
毛包炎は毛穴から細菌が入ることで毛根の周囲に炎症が起き、ニキビのようにボツボツができます。痒みはありませんが押したときに痛みが出るときがあります。
施術後は丁寧にスキンケア等をし、清潔感を保って、極力触らないようにしましょう。
ニキビやニキビ跡があっても脱毛はできるのか
基本的にニキビやニキビ跡があっても脱毛はできますが、アクネ菌の増殖により化膿や炎症の強いニキビがある場合はレーザーでの刺激を避けるため施術できないことがあります。
またニキビ跡の色素沈着が濃い場合は火傷のリスクがあるため、その部分を避けることで施術が可能です。